次代の元号が「令和」だと発表されましたね。
元号が変わるのは2回目の昭和生まれです。
昭和から平成に変わった時は昭和天皇が崩御(お亡くなりになられたこと)したその日に慌ただしく決まったので、今回の「令和」のようにじっくりと受け止めることはありませんでした。
「あ、明日からは平成っていうのになるんだ」って感じでした。
平成に変わる時、私は学生だったのですが(どの学生だったかはご想像におまかせします♥)その時は改元を経験した大人も周りにほとんどおらず(なんせ昭和が64年続きましたからね)大人も子どもも改元ってどうやって行われるのかすらわかっていませんでした。
だからみんなテレビに釘付け。
でも報道する方も初めてのことなので手探り状態だったような気がします。
一方、今回の「令和」は皆さんご存知の通り、今上天皇が生前に退位なされるということ、また発表から1ヶ月後に変更になるということで時間に余裕がありました。
そういう意味で同じ改元ではありますが、「平成」と「令和」の発表を受け止めるのはまったく違った体験だったとも言えます。
今回の「令和」はそれまでの中国古文から取るパターンではなく日本最古の歌集・万葉集から取ったのも意外でしたね。
「初春の令月にして、気淑く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす」
Rから始まるのも口に出してみると力強い感じがして私は好きな響きです。
昭和から平成に変わった時、私は10代でした。そして今上天皇が天皇に即位された時はすでに60歳近かったので、人生の中でもう一度改元を経験するんだろうなと薄ぼんやり思っていたものです。それがこんな形だとは思っていませんでしたが。
次の改元は迎えられるかどうかわかりませんね。皇太子さまより年下ではありますが、この年代になると体のあちこちにガタが来ていけません(笑)。
それはともかく、「令和」。
どんな時代になるのでしょう。個人的には、苦しむ人々のいない、楽しい日々がいつまでもずっと続くようなそんな時代であってほしいと願います。
良い時代を若者・中年・老人問わず作っていきましょう!
コメント